どうも、音楽大好きブロガーのてつです。
Amazonミュージック(Amazon Music Unlimited)からApple Musicに音楽サブスクを乗り換えました。
このブログでは基本的にAmazonミュージックを推していたのですが…汗。
自分の音楽機材がアップデートされていくにつれて、
あれ?Amazonミュージックの音質、なんかジャリジャリしてる…??
と、アラが気になるようになってきてしまったんです。
乗り換え先はApple Music。
いや〜…。
正直、Apple Musicって、なんか地味じゃないですか?
一応ロスレスに対応はしていますが、Amazonの「ウルトラハイレゾ」などという飛び道具もないし、音質もそれなりなんだろうな〜と思い込んでおりました。
が、よくよくちゃんと聴き比べてみると、AmazonミュージックよりもApple Musicの方が自然で濃厚な音質が表現されております。
まとめ↓
【Amazonミュージック】
パッと聞くと、Amazonミュージックの方が派手。高音域の解像感もよい。
でも、長時間聴いていると、なんか疲れてくる。
ボーカルがカリカリしていて不自然。
【Apple Music】
Apple Musicは、フラットでナチュラルな音質なので、地味だけど、味わい深いというか、声なども自然で聴き疲れがしない。中音域の密度が高め。
Amazonミュージック(Amazon Music Unlimited)は高音域盛ってる??
ウルトラハイレゾとか、スペックの数字には、Amazonミュージックの方が上なのですが、同じ曲で何度も聴き比べたりしても、Apple Musicの方が音質面で上に感じました。
Amazonミュージックは、総じて高音域がつぶれ気味でジャリジャリしているんですよね…。
解像感はすごくいいんですけど、
なんか、ワンチャン、ちょっと高音域を意図的にイコライザーで強調してるんじゃね??
と疑ってしまうほど、カリッとクリスピーな音質。
いや、別に悪い音質ではないのですが、ホント〜に微妙に、カリカリするんですよね。
派手すぎるというか、パッと聴きはいいのですが、長時間聴いてると疲れるんです。
そこそこいいDAC(ヘッドホンアンプ)やモニターヘッドホンを買うまでは、そのAmazonミュージックの高音域=キレがあっていい音だと思っていましたが、
最近は再生環境がドンドンよくなり、
なんかシンバルとかの音色がつぶれ気味で不自然だな…。
と感じるように。
Apple Musicの方がフラットで濃厚(な気がする)
スマホ(アンドロイドとiPhone)でAmazonミュージックとApple Musicを聴き比べてみると、そこまで違いがわからないのですが、
違いが顕著に出るのが、
Macでの再生。
AmazonミュージックのMacアプリ版の音質が、どうにもこうにも、非常に微妙。
排他モードなど色々試したのですが、根本的にやはり、高音域のジャリジャリ感はどうしても拭えない…。
やはりMacにはアップル純正アプリかな〜と思い、試しにApple Musicで聞いてみると…。
うおッ…こっちの方が全然音いいやんけ!
と、びっくりしました。
Amazonミュージックのジャリッとした音が、Apple Musicだとわずかに角がとれて、自然なんですよね。
Amazonミュージックは、やっぱり高音域が強調されているのか、リバーブなどの残響音はたしかにキレイに聞こえることもあるのですが、Apple Musicは、その代わりにボーカルの声などの中音域が、より自然でリアルに響いてくれます。
原因は圧縮技術?それともアプリの問題?
これ、マジで原因はなんなんでしょうね…。
Amazonミュージックの音源データは、FLAC形式。
Apple Musicは、ALAC形式。
どちらもCD音質と同等のクオリティで再生できる可逆圧縮フォーマット。
※ALACとFLACの違いについて、Yahoo!知恵袋に興味深い記述が↓
ALACは、Appleロスレスとも言われますが、原型はプロオーディオ企業のアポジー社が開発し、後にApple社がApgee社を買収した事で、この技術を吸い上げて、専用回路(ハード機器)ではなく、コンピューターで扱いやすく改良したのがAppleロスレス、ALACとなります。
特許技術なので、他のメーカー等が勝手に使う事ができないため、iTunesがWindowsにも対応するように成る前は、Windows環境では使う事が難しかったので、特許部分に触れない新しいアルゴリズムで、ほぼおなじ様な効果を持たせた、フリーのLACと言うのがFLACと呼ばれる物です。
Amazonミュージックが、意図的にこっそり音源データの高音域をちょっぴり「盛る」ということはさすがに考えにくいので、
あるとしたら、「再生アプリ」ですかね。
Amazonミュージックは、マジでこっそり高音域を内部イコライザーで若干「盛ってる」可能性もなくはないかもですね。
いや、そんな疑いをかけるのはAmazonさんに悪いとは思うのですが、ホント、同じ音源で聴き比べるとやっぱり高音域がマシマシ(とはいっても、本当にわずかに)になってるんですよね…。
よくいえば、高音域の解像度がよく、見通しのいいキリッとした音。
悪くいえば、ラジカセっぽいジャリッとした質感…。
という感じ。
それか、純粋に、アプリの設計の出来がアップルの方が上だということかもしれません。
FLAC vs ALAC問題なのか、それともアプリの設計の問題なのか、、。
興味深いので、今後色々調べてみたいと思う領域ですね。
まとめ:現状、音楽サブスクはApple Musicが良好
【Amazonミュージック】
パッと聞くと、Amazonミュージックの方が派手。高音域の解像感もよい。
でも、長時間聴いていると、なんか疲れてくる。
ボーカルがカリカリしていて不自然。
【Apple Music】
Apple Musicは、フラットでナチュラルな音質なので、地味だけど、味わい深いというか、声なども自然で聴き疲れがしない。中音域の密度が高め。
そんな印象を抱いております。
というわけで、月額はちょっと高くなりますが、Apple Musicに乗り換えました。
Amazonミュージックは年払いだと9800円。※Amazonプライム会員は7800円。
Apple Musicは月額980円。(年額11,760円)
1年間の差額は3960円。
4千円近くAmazonの方が安いんですな。
なので、かなり悩みましたが、やはり音楽は少しでもいい音で聴きたいわけです。
余談:Amazonミュージックも一度は試してみる価値あり
とはいえ、Amazonミュージックもそこまでヒドい音質ではないので、無料でお試しなどはしてみる価値ありですよ。
30日間無料ですし、聞こえ方には人によって差があるので、キリッとした高音域が好みなら、Amazonミュージックもアリです。
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