先日行ったシチリア旅行でも、かなりいい意味で期待を裏切られた街トラーパニ。
あまり観光ガイドブックなどにも詳しい情報が載っていないので、正直あまり期待していなかったんですが行ってみると、とてもシチリアらしく海も綺麗で料理も美味しい、すぐ近くには離島も山もあってコンパクトにのんびり楽しめる街だということがわかりました。
今回はそんなトラーパニからほど近くの山の上にある街「エリチェ」にケーブルカーで登ってみて、とても感動したのでそのことについて書いてみたいと思います。
ケーブルカーからの景色がオススメだけど乗り場が不便
トラーパニの主な観光スポットは港近くにあるため、どうしても港から出ているエリチェ行きのバスに乗って行きたくなると思うんですが今回ケーブルカーで登ってみて、その車内?から見える景色がかなり絶景だったので、ぼくとしてはケーブルカーでエリチャまで行くことをオススメします。
ケーブルカー乗り場は実に辺鄙なところにあるんですよね〜w
港の消防署の前のバス停から市内バスに揺られること約20分、山の麓にある街の病院の近くにケーブルカー乗り場はあります。
帰りはパレルモにバスで向かわなきゃいけなかったので時間がなくケーブルカー乗り場脇のタクシー寄せからタクシーに乗ってまた港まで帰りました。
ケーブルカー乗り場から港のバス停まで12ユーロくらいでしたね。
エガウディ諸島と市街地が一望できるよ
で、ケーブルカーから見えるトラーパニの街とその向こうに見えるエガウディ諸島の絶景パノラマがこちら!
トラーパニからケーブルカーでエリチェまで。景色が最高です https://t.co/HD4bbwWFq3
天気も良く、本当に綺麗に眼下に広がる街並みと2つの島々。
エリチェという街は古代から生殖の聖地として崇められてきたそうな。
確かにこんなに綺麗な景色を見せられたら誰だってロマンチックな気分?になってさぞかし営みも盛り上がることでしょうw
エリチェの街中からみる景色ももちろん綺麗だったのですが、このケーブルカーから見える景色が正直一番良かったです。
エリチェの街並みはどこかミステリアス
もちろん街中も中世の要塞都市としての歴史を色濃く残していて雰囲気満点。
他の南イタリアの街並みよりも少々「ゴツい」というか、秘境感あります。
基本的には観光地なので、メインストリートはお土産やさんが賑わっています。
ただ、一本路地に入ると、急に静かになり、どこか神聖な雰囲気を醸し出していましたね。
エリチェと言ったらワイン!というくらい有名らしいのですが、今回は若干急ぎ足での観光となったため、ワインはお預けでした、、またの機会にとっておきます涙
P.S
カステッロ近くのカフェで休憩したんですが、そこの店員さんの女の子がかなりの音楽好きな子で、お店の音楽をパソコンでDJのようにセレクトして気持ち良さそうにノリノリで歌いながら働いていたのが印象的でした。
雲ひとつないシチリアの大空をバックに、両手を広げて踊っていたのが今でも目に焼き付いています。