今回も、前回に引き続き、東京のナポリピッツァの名店を紹介していきますね。
麻布十番の商店街の外れにありながらも、連日行列ができる有名店「サヴォイ」です。
『SAVOY (サヴォイ) 麻布十番店』 いろんな人が東京一のピザと言っていたから来てみた。確かに美味しいぃぃぃ!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
#retty pic.twitter.com/RfKdeSQZSAVOY 麻布十番店 - Rettyこちらは『SAVOY 麻布十番店(麻布十番/ピザ)』のお店ページです。実名でのオススメが347件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!— はあちゅう (@ha_chu) 2012年7月22日
はあちゅうさんもお気に入りの様子。
ではココのピッツァがいかに美味しいかなど、いつものようにナポリ大好き人間の視点で書いていきますね!
東京ナンバーワンのマリナーラが食べられます
前回の「ダミケーレの記事」でも書いたのですが、このお店も基本的なピザの種類はたったの2種類のみ。
恵比寿ナポリピザ「ダ・ミケーレ」本場ナポリでも連日大行列のマルゲリータが東京で食べられるよ!
モッツアレラチーズとバジル、トマトソースの「マルゲリータ」と
にんにく、オレガノそしてトマトソースの「マリナーラ」しか出さないというこだわりぶり。
あとのメニューは、ドリンクやおつまみ程度のモノのみというラーメン屋さんもびっくりのシンプルさです。
特にシンプルさを極めたマリナーラは東京1美味しいです。
場所柄外国人の常連客も多く、本場ナポリでも十分通用するレベルの味です。
で、この「サヴォイ」の特徴はなんといってもその独創的な作り方にあります。
恵比寿の「ミケーレ」や中目黒の「ダイーサ」が徹底的にナポリのピッツァの技術を再現しているのに対してこの「サヴォイ」のピッツァはというと、伝統的な製法をふまえた上で、さらに日本人ならではのきめ細かいアレンジが随所に施されているまさにイタリアと日本の職人芸が混ざり合った、まったく新しいピッツァなんです。
具体的にどんなモノなのかさっそく語っていきますね。
生地がおまんじゅうみたいにプリップリですねw
サヴォイ麻布十番です(^-^)/♪マイピッツァランキングでは一位か二位か
なぁ!! pic.twitter.com/q26PGvmt— TOMO (@NoDartsNoMoney) 2012年5月4日
良くあるまあるい石のピザ釜ではなく、外装は鋼鉄製。
でも中はしっかりと石釜仕様という独特のスタイルの釜を使用していますね。
このあたりにも「焼き上げ」のヒミツがあるのでしょうか。。
で、このお店、店内はとても狭くてですね、ほぼカウンターのみで、十人くらいで満席になってしまいます。
なので、ピザを注文して待っているあいだは目の前で黙々をピザを作っている職人さんの働きぶりを間近で見れるんです。
で、よくよく観察していると、ココのピザがおいしい理由が2つ見えてきました。
塩の振り方が上手なんです
地味ーなところなんですが、職人さんの塩の振り方が上手いんですよ。
ピザ生地を伸ばして、トマトソースをしいて、モッツアレラチーズ、バジルなどをトッピングし終えた後、最後にオリーブオイルと塩をふりかけていくんですが、その塩梅が絶妙なんですよね。
生地全体に均一に。
こういう一見地味な作業をひとつひとつ丁寧にこなせる職人さんは尊敬できますね。
実際の仕上がりも塩加減、焼き目、トマトとオイルとチーズが一体化して納得のお味です。
マリナーラのにんにくはその場でスライス!
これは本当に素晴らしいアイデアだなぁと行くたびに感心するんですが、ここの「マリナーラ」はにんにくを注文を承けてから生地の上でナイフを使って一枚一枚スライスして生地の上に落としていくんですよ。
なので、にんにくの切り立ての新鮮な香りがどこにも逃げずに閉じ込められるため、臭みがまったくなくむしろ甘味といっていいほどの香りが口の中に広がるんです。
にんにくの甘味なんて想像できますか?
はじめて食べた時の衝撃は忘れられません。
食べにいけばぼくの言った意味が分かると思います。
場所は六本木と麻布十番のあいだ
場所なんですが、麻布十番商店街を六本木ヒルズに向かって歩いていって、だんだんと人通りが少なくなってきた頃にあります。
同じく十番商店街に姉妹店「サヴォイ トマトチーズ店」もありますので、混んでいて入れないようでしたらそちらも覗いてみると入れるかもしれません。
というか、予約できるので、待ちたくない場合は予約していった方が良いでしょう。