今回はぼくが株式投資している企業の紹介です。
証券コード 7587 PALTEK という半導体の商社になります。
この会社は単に商品を卸しているだけではなく、ソニーやオリンパスといった大手企業と一緒に商品開発まで行っている面白い会社なんです。
PALTEKの強み
この会社の強みはやはり、商社としての販売力はもとより、メーカーに技術提供しながらいっしょに製品を作り上げてゆくデザインサービス事業にあるでしょう。
ソニーのビデオカメラやオリンパスの内視鏡など、半導体やセンサーの納入と開発をセットで行っています。
これからのIOT社会でセンサーの需要は爆発的に増えると思っているので成長性に期待。
イスラエルなどのハイテクメーカーの個性的な半導体などを多数扱っているのも特徴です。
特にFPGAという次世代のICチップで世界ナンバーワンのシェアを誇る米ザイリンクス社の商品を多数扱っていることで有名です。
4Gの次の通信インフラの5G関連銘柄でもあり、オリンピックに向けた4Kハイビジョン放送のエンコーダーなども子会社のエクスプローラー(株)で作ったりしています。
なので、話題性は十分なのですが、普段の出来高は少なく、突発的なニュースでストップ高にもなりやすい銘柄です。
ただ、財務は健全なのですがドル建て債券が多額なので為替にかなり左右されてしまうのが難点。
ドルの価値が下がればこの会社の財務状況も悪化します。
しかも主力の取引先は米ザイリンクス社なので、まさにアメリカの景気が株価にそのまま反映されます。
まぁ日本の企業は多かれ少なかれどこもそんな感じだとは思いますが。。
PALTEKとのつきあい方
基本的には成長株なので、じっくり待って市場が大きく下げた時に少しずつ拾っていくような手法で良いと思います。
かれこれ三年以上PALTEKの株価を観察していますが、普段の出来高が少ないので安値圏である程度仕込んで寝かせておき、突発的なストップ高や暴騰時にイナゴに売りつけてあげる手法が一番手堅いと思います。
イナゴに売った株価を越えて飛んでいってしまったときの為にある程度NISAにも入れておくとより冷静に成長を見守っていけると思います。
この手のハイテク株は当たればでかいぞ!といった発想で、どうしても夢見がちになってしまうのですが、 財務内容も堅実ですし、あまり大化けを期待するというよりはじっくりとマーケットのIOT分野の成長とともに着実に利益を伸ばしていってもらって、株価もその業績に沿って上がっていってくれれば良いなと期待しています。