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「いま世界の哲学者が考えていること」読んだ。現代のパノプティコンとシノプティコンが興味深い。

 

パノプティコン?さらにシノプティコン?

 

どうも、

 

面白い本を読んだので紹介しますね。

 

「いま世界の哲学者が考えていること」岡本裕一郎著

ざっくりいうと、テクノロジーがこれほど発達した世界の
問題点が様々な角度から語られている感じです。

 

インターネット、バイオテクノロジー、資本主義、環境問題なんかに対して、
世界中の著名な哲学者、思想家たちの考えを引用を交えて
ショウケース的に紹介している内容です。

 

そんな中でぼくの印象に残った

 

「パノプティコンとシノプティコン」

 

について書いていきたいと思います。

 

これは超面白い、というか怖い笑。

 

 

バナー黒板風

誰もいなくても監視できるシステム?

 

まずはパノプティコン。
これは昔からある全展望監視システムのこと。

 

パノプ?何?
って感じなんですが、

 

元々は刑務所のアイデアで、
真ん中に巨大な360度見わたせる監視塔がドカーンと立っていて、
その周りにぐるっと独房の囚人部屋があるんです。
こんなん。

 

その中央の監視塔は常に明かりがついていて、
囚人達からは逆光となるので中の看守の姿は見えません。

 

ここで例えば、本当は看守など存在せず、
ただの光だけでも監視の機能が働くというのが社会学的に面白いところで、

 

要は権力者が、
実際にいるのかいないのかわからない状態でも、
「もしかしたら監視されている」
という発想を植え付けるだけで、人の行動を抑制させるというもの。

 

監視しながら、娯楽を与える。

 

で、このパノプティコンにさらに「見世物」としての発想を加えたのが
「シノプティコン」

 

さきほどの監視塔が、
監視しながらも、同時にその監視塔をつかって、
エンターテイメントを囚人達に提供してくというもの。

 

つまり、囚人達は監視されつつも、同時に娯楽も享受するのです。

 

ようはアメとムチなんですね。

 

こうすることによって、より監視は強化され、コントロールも容易になるよと。

 

まぁ、そりゃ逆らえないですよね、娯楽を見せてくれる相手がまさか支配者だなんて。

 

よく考えると怖いですね、これ。

 

見方によってはぼくらが使っているスマートフォンやパソコンが
こういう風に利用されたら怖いよ、という話です。

 

 

情報を受け取るだけはマズイ。発信しよう。

 

ほんとインターネットに対する姿勢って捉え方次第で全然変わりますよね。

 

今回のこのシノプティコンの話では、
なんかぼくらが囚人みたいでネガティブな発想で嫌になりますが、

 

ネットにはもっといい側面がたくさんあります。

 

今まで知りえなかった情報にアクセスできるし、
個人で仕事をしていくためにも使えますし。

 

要は、ただ娯楽を受け取るだけだとヤバイんですね。

 

自分から情報を取りに行く姿勢と、
発信していく力が、
今の時代に必要なんですね。



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